牛タンは牛の痰であると間違えていたエピソード

焼肉店

日本人はかなり多くの言語を使い分けて生きているということを聞いたことがあります。外国人であれば、母国語の英語だけで十分ですが、日本人はひらがなはもちろんのこと、中国語から派生した漢字、そして漢字から派生したカタカナ、さらに英語から派生した和製英語などを多種多様に使い分けているわけですからかなり多くの言語を使っているというのも納得できますよね。そしてこれだけ多くの言語を使い分けているわけですから、その一つ一つの言葉に対しては、ついつい勘違いをしてしまっていることも多いものです。

その勘違いの典型的な例として、私は牛タンのことを牛の痰であると間違えているということがありました。牛タンという言葉から、まさか舌のことであるとは連想できませんので、痰を固めてできたものがあの牛タンではないのかと思い込んでいたのです。今から考えると、牛タンのあの肉質は、どうやっても痰から作り出すことは不可能ですよね。しかし、人間の思い込みというのはある意味で深刻なバグとも思えるほどに著しいです。
(参考:大好きな宮城県発のバンドも牛タンで育ったはず

ですので、痰を牛タンと間違って捉えているという事実を、知らされたり指摘されたりしない限りは自発的に理解できません。そのような理由から、牛タンを痰と間違え続けた年数は、なんと25年にもなっていました。

この間違いに気づいたのは、新しい会社に入職した時に、その歓迎会で焼肉屋さんに行った時のことでした。痰で作った牛タンという食べ物はなんてゲテモノ料理なんでしょうねという話をすると、周囲の人から「それは間違っている」と指摘され、そこで初めて牛タンは痰ではないと気づいたのです。

このような勘違いは、牛タンと痰のような今回のエピソードだけではなく、いろいろなところに潜んでいると思います。私は今回この件で赤っ恥をかきましたが、その他にも間違って意味を履き違えている言葉があるはずなので、それを精査してまた恥をかかないようにしたいです。